葬儀・葬式マナー Funeral manner

大切な方を偲ぶ気持ちを
正しい作法で表現するために

悲報は突然訪れることもあり、また非日常のことなので、わからないことも多くあります。特に喪主やご遺族となった方々は、訃報連絡から葬儀後の対応までさまざまなことを選択する必要がありますし、参列する方々にも、故人と遺族への想いを表したマナーと対応が求められます。このページでは、そんな疑問や不安を少しでも解消する手助けとなるよう、ご葬儀の基礎知識や作法についてまとめています。ぜひ参考になさってください。

弔問・参列
のマナー Visit of condolence

  • 訃報が届いたら~弔問~

    訃報が届いたら訃報を聞いた時の対応は、故人との関係によって異なります。親族や親しい友人の場合は、すぐに弔問へ駆けつけます。その際は、玄関先で遺族にお悔やみの言葉を述べてから、深くおじぎをします。弔問では遺族にお悔やみを述べた後、手伝いを申し...

  • 香典について

    香典は通夜か葬儀の時に持参する香典は、通夜か葬式のどちらかに持参します。両方に参列する場合は通夜に渡す人が多いようです。通夜や葬儀にどうしても参列できない場合は、香典を郵送してもかまいません。香典を不祝儀袋に包み、現金書留の封筒に入れて、お...

  • 参列の際の基本マナー

    通夜・葬式に参列する通夜や葬式には、定刻より少し早めに着くようにします。遅れての参加はマナー違反です。また、やむをえない事情で途中で帰る場合、できるだけ末席に座るようにし、焼香を終えたら静かに退席しましょう。式場では、大きな声での会話や世間...

  • 葬儀の服装・持ち物

    喪主や遺族の礼装について以前は、遺族や親族などの喪家側は、弔辞では正式礼装を着用するのが基本でした。しかし近年は男性の場合、略礼装のブラックスーツを着て通夜、葬儀、告別式に臨むことがほとんどです。女性は、通夜に洋装の正式礼装を着用し、葬儀と...

  • 葬儀での服装~こども編~

    子供の礼服子供の場合、年齢、男女問わず、学校の制服があれば、それが正式な礼服となります。通夜、葬儀、告別式、法要なども制服であればかまいません。なお、大学生または、成人に達した場合は、大人と同様に、男性ならブラックスーツ、女性なら黒のアンサ...

  • 法要に呼ばれた時は…

    法要に参列する法要に招かれたら、病気などのやむを得ない事情がない限り、できるだけ出席します。逆に、どんなに親しい間柄であっても、こちらから出席を申し出るのは避けましょう。仏式の法要は、寺院や自宅、斎場で営まれます。当日は、法要が始まる20分...

  • 自宅へ戻ったら…葬儀直後のお清めの作法

    葬儀へ参列した後は、家に入る前にお清めを行いましょう(浄土真宗以外)。まず、家にいる家族に、手に水をかけてもらいます。さらに、胸、背中、足元に塩を振りかけてもらい、体を清めます。玄関の前に塩をまいてもらい、踏んで清めるという方法もあります。...

  • 葬儀以外でのマナー

    通夜ぶるまい・精進おとし・お斎でのマナー 長居・飲みすぎはタブーです!通夜の後の「通夜ぶるまい」、忌明け法要後の「精進おとし」、法要の後の「お斎」などでは、参列者は酒食でもてなされます。参列者へのお礼やお清めの意味と、故人の供養の...

弔問・参列のマナーの記事一覧

喪主・遺族
の作法 Chief mourner

  • 必要書類・各種手続きについて

    もしも、ご家族がお亡くなりになられたら時に必要な書類や手続きをまとめました。 悲報は突然訪れることもあり、わからないことも多く焦ることもあるかと思います。葬儀後のお手続きや必要書類に関して、下記のリストをお役立てください。&nbs...

  • 死亡届の出し方

    死亡届の出し方のポイント死亡診断書と死亡届医師が作成した死亡診断書を(葬家の記入欄もあります)。持って役所(市区町村役場)に死亡届を提出します。不自然死(一般の医師が死亡診断書を作成できないとき)の場合は、監察医の検視を受け、死体検案書に記...

  • 葬儀の手配

    葬儀の日取り葬儀は故人の遺志を尊重し、予算規模などの面でも、手落ちなく事を進めるように心がけることが必要です。そのためには葬儀で大きな役割をもつ僧侶の予定を確かめるのはもちろん、故人の社会的地位、交友範囲などを考慮し、遺族、親族、友人ほか諸...

  • 通夜について

    通夜の服装通夜の弔問に向かう時は、急な通夜は平服でも良いですが、遺族はできれば喪服を着用しましょう。通夜は主に近親者や故人と特に親しい関係にあった方々が集まり、故人の冥福を祈り、別れを惜しむものです。神式では「みたま移し」、キリスト教では「...

  • 葬儀・告別式について

    葬儀・告別式葬儀とは本来、僧侶の読経で死者があの世に導かれ、遺族や近親者など、故人と特に親しかった人々がその成仏を祈るものです。そして、告別式は一般の友人、知人らも参列するものと、それぞれに別の意味をもつものでしたが、最近では同時に行われる...

  • 法要について

    初七日化から七七忌(四十九日)まで仏さまの教えによれば生まれるまでの存在を生有、生まれてから死ぬまでを本有、死の瞬間を死有、死んでから次の世に生まれ変わるまでを中有と言います。中有の期間は一週間から七週間でその間に次の生が決定するとされてい...

喪主・遺族の作法の記事一覧

お葬式について About funeral

  • 宗教ごとの供物・供花について

    供物・供花を持参する亡くなった人の霊を慰めるために祭壇の周りなどに飾る品物を供物、花を供花といいます。供物や供花は地域や宗教によってしきたりが異なるので、用意する場合は注意が必要です。また、最近では、飾る場所がない、処分に困るなどの理由から...

  • 仏式葬儀の作法

    仏式葬儀~通夜~昔は、通夜は夜明かしで行われていましたが、最近は午後6時か7時ごろから始まり、1~2時間程度で終える「半通夜」が一般的です。通夜では、まず受付をして、祭壇のある部屋へ向かい、先客に一礼して入室します。遺族が参列者のあいさつを...

  • 神式葬儀の作法

    神式葬儀~通夜祭~神式では、仏式の通夜にあたる「通夜祭」が行われます。神道では、死をけがれとしているため、通夜祭は神社ではなく、自宅か斎場で行われます。通夜祭では、式の前に参列者は「手水(ちょうず)の儀」を行い、身を清める為、手水で手を洗い...

  • キリスト教式の作法

    キリスト教式~通夜の祈り・前夜式~キリスト教には、もともと通夜というものはなく、現在キリスト教式で行われている通夜は日本独自のものです。また、通夜や葬式の流れは宗派や教会によって異なります。カトリックでは通夜のことを「通夜の祈り」、プロテス...

お葬式についての記事一覧